クリンハウスでは他にはない画期的なクリーニングをご提供しています。
「傷むからクリーニングはできるだけしないようお願いします!!」こんなことがアパレル販売の現場においてまことしやかに囁かれています。でもこれって全く間違っているとは言い切れないのです。洗って乾燥してという工程を行う以上少なくとも負荷はかかるのですから・・・
ダメージを極力減らす取り組み
でもだからといって、多少のダメージは仕方ないとは割り切れませんでした。ここからダメージを極力減らす取り組みが始まります。
ドライクリーニングの見直し
最初に取り組んだのは大きなクリーニングの機械から小さな機械へ(30K洗いから10k洗いへ)の変更でした。さらに小ロットで洗うことにより、他の衣類とのスレなどのダメージを減らすことに成功しました。
脱液方法の見直し
現在のクリーニングは洗浄後そのまま高速回転に移り脱液します。家庭用の全自動洗濯機と同じ要領です。中の状況を確認しないまま高速回転するのですからデリケートな衣類はなおさら恐ろしいですね。
対策として脱液専用機なるものを導入しました。衣類を上から入れることができるのでしっかり衣類の状況を確認してから高速回転するので安心です。余談ですが今は脱液専用機が生産されることはなく当店では30年前のものをレストアして使用しています。
乾燥方法の見直し
クリーニングで乾燥に使用されるのは回転式乾燥機です。そうコインランドリーで見かける「あれ」です。
「くるくるばんばんくるくるばんばん」
衣類は他の衣類と擦れ、叩きつけられ、繊維は抜けコシがなくなり大きなダメージを負います。だけど乾燥機に投げ込むだけかつ乾燥時間も短いというメリットが優先されています。
回転させると傷む・・・ではどうすればいいでしょう。
答えは簡単。ご家庭の洗濯と同じようにハンガーに掛けて乾燥すればいいのです。が、これ実は大変なことでした。一瞬で済むことが延々と時間が掛かります(T_T)
もちろん周囲は大反対「こんなことしてたらいつになっても終わらない!」
それでも私は負けませんでした(笑)
お預かりしたからには最高の品質でお客様にお返ししたい、だから反対に負けないぞ!
そうこうしているうちに皆が品質の良さに気付いていったのです。
「なんか今までと違うね」から始まり「トラブルが無くなった?」「いままで当たり前のように溜まっていた乾燥機のワタボコリって衣類の大切な繊維が抜けてたんじゃない??」
こうなるともうこっちのものです。
こうして静止乾燥機は私たちのマストアイテムとなりました。
私たちのクリーニングは日経ビジネスさんでも取り上げて頂いてます「日経ビジネス|キーパーソンに聞く」効率そっちのけ! 日本一“顧客思い”のクリーニング店
試行錯誤の末たどり着いたのは機械任せにしない「昔ながら」のクリーニングでした。
お客様のご来店を心よりお待ちしております。